探検日和

「日常を、ちょっと探検。」毎日をちょっと彩るような小さな探検の記録です。

【静岡熱海】最近おしゃれになったのに、結局行くのは起雲閣

こんにちは。

探検日和管理人の静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

最近熱海が若者に人気の観光地となっているようですね。

地元民的には、熱海=坂が多いみたいなイメージがあるのですが、インスタを見ていると果敢にもヒールにキャリーバッグで熱海に挑んでいる方が多く、本当に素直にすごいという印象です。

 

私の親世代に言わせると、熱海といえば少し寂れた昔の温泉観光地のイメージのよう。

私自身も大好きでかつて何度か足を運んでいたアカオハーブローズガーデンなどは、若干寂れ感漂っていた(だがそのレトロさが良い)イメージでしたが、どうやら最近は改装も進み、「映え」を意識した空間になっているようです。

こういうおしゃれアイテムが随所にある



おしゃれになり、地元地域が観光地として再び人気となってくれるのは嬉しい限りです。

嬉しい限りです、そうはいっても私(と友達)は結局歴オタ&文豪オタ。

おしゃれになっても結局行くのは起雲閣。

今回はそんな熱海プチ旅行記です。

(実際に行ったのは2022年8月です)

 

目次

 

必須装備はスニーカーとバス1日乗車券

まずは旅の必須装備をご紹介します。

今回はおしゃれ重視の旅ではない、かつ体力がないということもあり、足元はスニーカー、そして熱海の主要観光ゾーンを回っているバスに1日乗り放題することができる乗車券を入手。

 

これで夏の暑い熱海旅を楽して回れます。

オタク旅の方や体力に自信のない方は、歩かない方向の対策をお勧めします。

熱海ほんと意外と坂多いからね。

 

夏の熱海駅に到着

電車で熱海駅に到着。

駅前のロータリーでバスをつかまえ、早速熱海城へ向かいます。

 

熱海城へ オタク大歓喜

一緒に旅行してくれた友人が極度の歴オタのため、まずは熱海城へ。

私は歴史に詳しくないのですが、歴オタの彼女が横で解説をしてくれたため、とても楽しむことができました。

 

城からは海も一望することができるため、歴史目当ての方以外も十分楽しめると思います。

また、城内ではだまし絵展などさまざまな企画展も行われており、城というコンテンツ以外も楽しめるものが多いです。

だまし絵はクイズ形式になっており、用紙に答えを記入して受付へ持っていくと、今時珍しいケータイの画面を拭く小さいキーホルダーをいただきました。問題もそこそこ頭を悩ます難易度です。

 

ちなみに外では日本猿が芸を披露していました。

 

まさかの城内にゲーセン

一番驚きだったのは、城内にそこそこな規模感のゲーセンがあること。

子供たちやカップルで賑わっています。

 

城の中にゲーセンがあるのはちょっと異様な光景の気もしますが、そこまで高い価格設定ではなかったので人気も頷けます。

私たちも少しだけのぞいていきました。

 

春画展に立ち寄る

ちょうど春画展も開催していたのでついでに立ち寄ります。

ここまで歴オタの友人が解説をしてくれていましたが、ここからは元美術部部長の私が解説を担当(?)します。

 

といっても大した解説はできないのですが、「歌川国芳(猫の浮世絵描きがち)は、春画でもどこかに猫描いちゃうんだね〜」とか言いながら回れて、小さい展示ながら結構楽しめました。

 

起雲閣へ オタク大歓喜

続いて向かったのは起雲閣。

起雲閣といえば建物や庭園の美しさはもちろん、数々の文豪が愛した地としても有名です。






特に有名なのは太宰治ではないでしょうか。

玉川上水で心中する直前、心中・浮気相手共に宿泊していたエピソードが知られています。

あまり縁起が良くない気もしますが、美しい建物ということもあり、カップルがたくさんいました。

太宰治が宿泊した部屋



園内は撮影することもでき、随所に展示もあり、とても楽しめました。

どうやら雰囲気の良いカフェも併設されていたようですが、今回は時間の関係で泣く泣く断念。またカフェにもいきたいです。

 

来宮神社へ なんかおしゃれ

友人が御朱印を集めているため、熱海随一の神社・来宮神社へ向かいます。

 

とその前に。

来宮神社の手前で見つけた小さな神社にも立ち寄りました。

 

来宮神社は境内にすごくおしゃれなカフェができていたり、撮影時にスマホを置ける場所が設置されていたりしたためか、若者で賑わっていました。

いつの間にこんなにおしゃれになったんだ……。

カフェでドリンクを飲み、御朱印をもらって駅へと戻ります。

 

駅前で寿司を喰らう

少し早いですが夕飯に。

駅前の食べ歩き系のお店はそこそこ混んでいましたが、お寿司屋さんは空いていたため入店。

なんか美味しそうに撮れなかった……



回転寿司ではないですが、比較的安いお店です。

美味しくお寿司をいただいて帰路につきます。

 

結局これがいいんだよ!

想像以上に熱海がおしゃれになっていてびっくりしましたが、まだまだレトロなスポットも残っていて安心(?)しました。

若者に人気の地となりつつありますが、歴オタ、文豪オタにはおすすめの地です。

 

 

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【静岡】伊豆の瞳 GWは天城山八丁池を目指す

こんにちは。

探検日和管理人の静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

今回は2022年5月4日の静岡県は天城の八丁池へのハイキングについて書いていきます。

 

八丁池は伊豆の瞳とも呼ばれる、天城の山の中、標高1173mにある池です。

GWということもあり人は多かったですが、登山道が若干分かりにくかったため注意は必要そうです。

私は水生地下という駐車場に自家用車を停めて向かいましたが、マイカー規制のある道路でもバスは通れるようで、バス停からスタートであればもう少し気軽なハイキングが楽しめるみたい。

 

目次

 

9:00  駐車場からスタート

自家用車でアクセスすることのできる、水生地下駐車場からハイキングスタート。

すでに駐車場は車で埋まりつつありましたが、ゴールデンウィーク中でもなんとか停められたので、普段の週末であればあまり心配は必要ないかもしれません。

ハイキング中にすれ違った方の中には、八丁池のほとりでテント泊をされた方もいらっしゃったため、一晩駐車している車もあるのかもしれません。(八丁池のほとりでテント泊をして大丈夫かは分かりません……。鹿がすごそう)

ちなみに駐車料金はかかりませんでした。

 

駐車場から道路を横断し、登山道へ。

登山口には仮設トイレがあったものの、男性用しかありませんでした。



最初の方は舗装された比較的歩きやすい林道が続きます。

天城ということもあり気温も比較的涼しいですが、沢やワサビ田の水音がさらに涼しさを感じさせるかの様です。

 

少し分かりにくいルートが続く

しばらくすると、目の前をたぬきが横切り、少し言ったところで怪訝そうに立ち止まってから森へと消えていきました。

ここから本格的な山道に差し掛かります。

 

森に入ってすぐは杉の暗い道でしたが、途中からは明るく開けた落葉樹の森に。

清々しい気分で歩くことができますが、その分ルートは少し分かりにくいです。地図必携。

山椒とヒメシャラの木が多いように思いました。

 

途中犬連れの方に遭遇。

元気に歩くわんさん。うちの犬はばてちゃって無理そうだなぁなんて考えつつ、歩みを進めます。

 

少し上部の、バスからアクセスできる道はもうちょっとだけ整備されているようです。

野鳥の森という名前の場所もあるので、バードウォッチングには最適かも。

歩いている最中もずっと鳥の囀りが聞こえていました。

 

八丁池付近を散策

トトロのめいちゃんが歩いていそうな木のトンネルを抜けると、急に目の前がひらけて池が登場。

 

沢の水が綺麗なのでとても澄んだ水を想像していましたが、そこまでではありません。普通の池です。

ただ、すごく大きくて、森の中でそこだけポッカリとひらけているのは不思議な感じ。

地元のご高齢の方に聞くと、昔は冬凍ったからスケートをしたなんて話も耳にしますがこんなに大きい池が凍ったのでしょうか。

 

見晴らし台からは周囲の森が一望できます。360度の大パノラマ。

快晴で富士山を見ることもできました。

八丁池の全景も見え、森の中にポッカリと池がある不思議な光景がより分かりやすいです。

 

見晴らし台付近には杖をついた方もいらっしゃったので、バスを利用すれば池まで比較的歩きやすい道なのかもしれません。

 

近くにはトイレもあります。

トイレは流れるものの、手を洗う水はありませんでした。

 

湖畔?池畔?でおにぎり

池のほとりはお昼を食べるハイキング客で賑わいます。

ただ、足元には鹿のふんトラップが大量に仕掛けられているため注意。

軽量の折りたたみ椅子やレジャーシートがあると良いかもしれません。

 

お弁当は母が作ってくれたシンプルなおにぎり。

梅干しの酸味が疲れた体に染み渡ります。

 

帰路

帰りは上り御幸歩道ルートを選択。ちょっとしたハシゴなどを歩く場所もあり、少し注意が必要です。

帰りは鹿さんに何頭か出会いました。

 

午後3時過ぎには下山できたため、帰る前に天城トンネルを少し眺めることもできましたよ!

 

八丁池まででも十分楽しめる!

天城山の登山は一般的にはもう少し長いルートですが、自家用車でいくことのできる水生地下駐車場からのハイキングであれば、八丁池まででも歩きごたえがあり楽しむことができると思います。

全体を通して明るく、苔が多い楽しい森でした。

歩行距離13.4km、61階。歩数23220歩。

 

水生地下駐車場からは河津七滝に抜けるハイキングコースもあり、まだまだ遊びがいがありそうです。夏でも比較的涼しいので、また新たなコースを開拓していきたいですね!

 

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【伊豆諸島・神津島】天上山ハイキングの旅④よっちゃーれセンターのコスパ最強激うま定食を食す

こんにちは。

探検日和管理人の静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

神津島天上山ハイキングの旅もいよいよ最終日。

 

昨晩午前2時半ごろ、テントにパラパラと雨が当たる音で目を覚ますと雷がなっていることに気づき、近くで鳴っているわけではなかったのですが念のため受付のある建物に避難していました。

そのままコンセントで充電させてもらいつつ、YouTubeを見て過ごし、1時間ちょいしてテントに戻りました。

目次

 

 

 

6:00  起床 朝ごはん

天気予報は小雨の予報でしたが、パラパラと降ったり止んだりを繰り返しています。

レンジを借りてレトルトのカレーを温め、外のベンチで朝ごはんに。ピクニック気分です。

 

朝ごはんと軽く身支度を終えると、テントを撤収。

休憩所の屋根下で9時ごろまでパソコン作業させていただき、チェックアウトします。

用務員さんたちが非常に親切で、チェックアウトの際も、そのあとバス停で待っている際もしきりに雨の心配をしてくださいました。

 

9:27  バスで神津島湾へ

バスはこの時期1日3本。

船は13:50ごろ多幸湾を出航予定なのですが、ちょうど9:27キャンプ場→神津島湾、12:00神津島湾→多幸湾のバスがあったため、一旦神津島湾に行ってお土産の調達とお昼ご飯を済ませることにしました。

バスは一律¥200のようです。

 

バス停で待っていると徐々に雨が強まり、キャンプ場の職員の方が受付のある棟の屋根下に入れてくださいました。

バスの運転手さんもお知り合いのようで、キャンプ場の方はバスを止めるためにずっと外で待っていてくださり、昨晩は寒くなかったかなどすごく気にかけてくださいました。人の温かみを感じます。

 

 

バスに乗り込むと雨が嵐のような横殴りになり始め、雷の音も大きくなるばかり。

そんな中ご婦人3人が天上山登山口で下車し天上山に向かいました。心配です。

 

 

神津島湾までは10分弱の短い道のりですが雨は止まず。

バス停すぐ前の観光協会に入り、雨が弱まるまで時間を潰します。

観光協会ではなくちょっとしたお土産やコーヒーなどが販売されていました。

 

 

10:30ごろになると雨が弱まり始め、時折晴れ間が見えるようになりました。この気を逃さず、お土産屋さんに出発です。

 

島唯一の信号を渡ってすぐのところにあるお土産屋さんは、観光協会よりも幅広い酒類のお土産をほんの少し安い価格で手に入れることができます。

 

神津島のお土産は

などが定番のようです。

私は、お星様クッキーとインスタントの金目鯛とアシタバのスープ、乾燥海苔を購入しました。

 

近くの神社にもお邪魔しました。



 

11:00 よっちゃーれセンターのコスパ最強ご飯

12:00多幸湾行きのバスに乗るため、少し早めのお昼にします。

漁港にあるよっちゃーれセンターは1階は干物などの販売、2階は11:00〜食堂として営業をしています。

食堂はキンメの煮付け定食や漬け丼、お刺身定食や豚の生姜焼き定食などを提供していますが、驚くことにどれも¥1000。一瞬一人で二つくらい頼もうか迷いました笑

 

今回は魚のフライ定食をチョイス。

今日のフライは左からムロアジ、金目鯛、金目鯛のコロッケとのこと。配膳の際のこの一言の説明が嬉しいです。

 

まさかフライ定食でも金目鯛が付いてくるとは思わずびっくり!

小鉢も多く、売り上げが出ているのか心配になります。

 

コロッケは揚げたてふわトロ、あじは安定の美味しさ、そして金目鯛は噛んだ瞬間肉汁?魚汁?が飛び出すほどジューシーです!

フライ定食にしてよかったぁ〜。

 

お吸い物はおそらくアシタバ

小鉢のかき揚げもメインのフライに負けないくらい美味しかったです。

 

12:00 多幸湾と湧き水

今日は12:50発東京行き?のジェット船もあるようでバスはいっぱい。立ち乗りが必要なほどでした。

私は13:50就航の下田行きに乗るため、多幸湾周辺で少し時間を潰します。

 

まず向かうのは港を少し通り過ぎた先にある湧水ポイント。

天上山で磨かれた湧水を汲むことができます。地元の方も日常的に利用しているようで、この時もスクーターでたくさんのペットボトルに水を汲みにきている方がいらっしゃいました。



一口飲んでみると冷たくて美味しい!

こんな海の近くで混じり気のない真水を汲んで飲むのは少し不思議な気がします。

 

水を汲んだら多幸湾に戻り、出航まで写真を撮りつつお散歩します。



さよなら神津島 乗船

今回乗る船はくろしお丸。

普段運行している船は健康診断中で、なんだかレアな船のようです。

 

ところで就航の際は必ず港にポリスメンがいるのですが、何かルールがあるのでしょうか。

 

往路で乗った船よりも小さいせいか若干揺れが大きめ。

神津島が最後の乗船地のため、このまま下田へと一直線です。なんとか雨も逃げ切れました。

 

私にとって初めての船旅、離島登山となった神津島天上山ハイキングの旅。

不安もありましたが、天気もギリギリ持ち、楽しい旅路になりました。

 

今回は天上山登山以外はあまり観光名所に行けなかったので、ぜひまた訪れたいです。



 

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【伊豆諸島・神津島】天上山ハイキングの旅③多幸湾キャンプ場と星空編

こんにちは。

探検日和管理人の静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

神津島旅メインの天上山ハイキングも終わり、ここからは少しのんびりな旅程です。

 

目次

 

 

15:00 下山 キャンプ場へ

下山後しばらく歩き、多幸湾キャンプ場にチェックイン。

受付で名簿への記入を済ますと、係の方が施設の説明をしてくださいます。

 

受付の横の壁には、その日の船の運行時刻と港が書かれたホワイトボードがかかっています。

神津島はいくつか港があり、波や風の状況によって就航する港が変わることもあるようですが、ここでチェックしてから港へ向かえば間違えることはなさそうです。

 

受付のある棟には自由に使えるレンジ、お湯の入ったポット、充電などに使えるコンセント、自販機があり、5時まではチンするご飯やカプラー麺などの販売も行っています。5時以降はお釣りが出ないようなので、ピッタリ支払う必要があるそうです。

 

奥にはトイレと16:00から使用できるシャワールームがあり、外には大きな炊事場、電気とコンセントが使えるテーブルのある休憩所、外トイレなどがあります。

ゴミ箱は炊事場に設置してあるとのことでした。

これで400円は安い!

 

予約必須となっており、2023年現在インターネット予約ができないことだけ注意が必要です。

 

テント設営

説明が終わると早速テントの設営へ。

風が強く、翌朝雨の予報のため、撤収スペースとして使えそうな屋根がある場所と風を遮れそうな木がある近くに設営することにしました。

テントサイトは広く、全面芝生張りです。

 

蟻がとても多いこと以外は特に気になるところはありませんでした。

 

16:00  シャワーへ

汗拭きシートで済ませようと思っていたのですが、今日は私含め2人だけの宿泊でシャワーも混まなそうとのことでお借りすることにしました。

リンスインシャンプーとボディソープが備え付けられており、準備がいらないのが嬉しいです。

 

シャワー後はテントサイトにあるベンチに座り、髪を自然乾燥させつつブログを書きます。

外でパソコンを開くのも悪くないですね。ワーケーションの良さがわかった気がします。

 

17:30  夕飯

フェリーにガス缶を持ち込めなかったため、アルファ化米を持ってきていました。

水で作る予定でしたが、お湯がいただけるのでお湯で作ることに。アルファ化米のきのこご飯と缶詰で夕食です。

 

夕食後は明日の作戦会議。

どうやら明日の便は多幸湾に就航しそうなのですが、多幸湾は神津島湾と比べるとお土産屋さんが極端に少なく、出港時刻の14:00まで時間を潰せそうにありません。

雨も降ってくる予報なので、できれば室内で待ちたいところ。

バスの時刻を調べつつ、明日の作戦会議をします。

 

星空観察

夕食後しばらくのんびりしていると眠くなったので、早々に就寝準備に取り掛かります。

歯を磨きに受付のある建物に移動しがてら星空観察を行います。

 

神津島は星空保護区にも認定されており、綺麗な星空が見えることで有名なようです。

 

この日は満月で空が明るく星はそこまで見えませんでしたが、月光浴はでしました。



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【伊豆諸島・神津島】天上山ハイキングの旅②神津島上陸〜天上山登山編

神津島の旅二日目。

初めての長時間船旅でしたが、特に酔ったりせずに眠ることができました。

 

目次

 

 

5:00 起床 身支度を済ませて甲板へ

おはようございます!

5時ごろ大島に着くとのアナウンスで起床。

軽く身支度を済ませ、船内が空くのを待って甲板へ向かいます。

甲板にはすでに朝食のカップラーメンを持って集まるひとでいっぱい。

私もカロリーメイトを持ってきました。

 

早朝のひんやりとした空気と共に、海上の日の出を楽しみます。

果敢におこぼれを狙いに近づく鳥

 

しばらく日の出を楽しんだ後は、席へと戻って時間まで二度寝です笑笑

 

 

 

8:50 新島

次目を覚ましたのは新島到着のタイミング。

甲板に出ると外は完全に明るくなり、涼しい晴天です。神津島もこんな天気だと良いのだけど。

 

甲板なら電波が繋がるので天気予報もチェック。

今日は天気が持ちそうですが、コメントは「急な雨に注意」とのこと。せめてテント設営までは晴れていてほしい...

明日の朝方は相変わらず雨予報です。テント撤収と被りそうですが、1mm2mm程度のようなのでなんとか耐え切れるでしょう。

 

20分ほどで式根島、その後神津島とのことで、荷物のまとめに入ります。

ここまで順調に入港できており、甲板から見る限りそこまで波も立っていないようなので、無事神津島も入港できそうです。

 

 

10:10 神津島到着!

無事神津島へ到着。

神津島港に入港すると思っていたのですが、多幸湾に入稿になりました。

多幸湾キャンプ場に宿泊予定の私としては、チェックイン前にキャンプ場の様子も見ることができるため嬉しい誤算です。

 

下船すると宿のお迎えの車がたくさんきています。

私はこのまま天上山に登山予定なので、晴天に映える海の写真を撮りつつ登山口へと向かいます。

港から見える天上山

 

ちなみに下船後すぐに見える存在感の半端ないこの山が、今回お目当ての天上山です。多分。

 

登山口へ

歩いても歩いても登山口につかない……

つづら折りの坂道をひたすら登りますが、なかなか登山口まで辿り着きません。

常に眼下に美しい海が広がっているのがせめてもの救いです。

 

後から気づいたのですが、バスの時刻表にはないものの、大型船発着に合わせて臨時バスが出ているようです。それで登山口まで行けば楽だったかも。

 

登り終わったあと思い返しても、天上山は港〜登山口=登山口〜10号目くらいの感覚でした。

 

11:00  登山開始!

やっと登山口に到着し、登山開始です。

登山口には杖が設置されていたため、ありがたく拝借することに。岩と砂の階段が続く道のため、杖の存在が非常にありがたかったです。

 

トイレも登山口にしかないため、ここで済ませておく必要があります。

 

道中には現在何号目かを示す標識が定期的に立っています。

ただ、600m弱の標高の山のためめっちゃ刻みます笑

標識の横にはベンチがあることも多く、モチベーションになりました。

 

登山道は基本的に狭く、人とすれ違うのが困難なところもあります。

また、岩場が多いのと足元に草が生い茂っているため、長ズボンは必須です。

 

ハチなどの害虫は見当たりませんでしたが、かなへびや蝿、蛾はたくさんいました。

 

道も景色も本州ではあまり見られないような雰囲気で、また樹高の高い木が生えていないため景色もよく、登るのがとてもとても楽しかったです!

 

12:00 山頂(?)

8号目、9号目と来たあたりで薄々「このまま行くと10号目に頂上の標高にならなくない……?」と思っていたのですが、案の定なりませんでした。

 

山頂があるのは10号目のさらに先。

10号目は山頂や表砂漠・裏砂漠、池などへの分岐となっているところを指すようです。

 

ここにきてどうしようか迷ったものの、キャンプ場へのチェックイン時間とテントの設営を考えてピークを踏むのは断念することに。

ちょっと残念だけど、まぁここまで十分楽しめたし。

 

とはいえまだ少し時間もあるので、山頂の数百メートル手前にある表砂漠を目指します。

てか、9号目、10号目付近の風が強すぎて止まっていられません!

 

表砂漠

10号目から表砂漠までの道は、これまでとは少し雰囲気の違う、アドベンチャーな感じです。

 

こんな感じの道をひたすら歩くと、途中から足元に白い砂が混ざってくるようになります。と思っているうちに、目の前がひらけて見事な砂漠が!



砂丘」といえば鳥取が有名ですが、日本で「砂漠」が見られるのは大島や神津島など、ごくごく限られた地域だけだそう。

規模としてはそこまで大きくありませんが、山の上で唐突に現れる美しい白い砂に感動です。

 

山頂はここからさらに登るのですが、残念ながら今回はここまで。

来た道を引き返して下山します。

 

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【伊豆諸島・神津島】天上山ハイキングの旅①計画と夜の竹芝桟橋編

こんにちは。

探検日和管理人の静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

私生活で就活が本格化しております。

普通に忙しくはあるのですが、そんな中でふと「社会人になったら泊まりで離島とかってもしかして行く機会減るんじゃ……?」と唐突に思ってしまい、人生初の離島の旅に行くことにしました。

 

今回向かうは伊豆諸島・神津島

4、5本に分けて1泊3日?の旅をお届けします。

 

目次

 

旅の計画

今回の旅の1番の目的は、神津島にある天上山という山に登ることです。

フェリー等の予約の関係で結構前に行くことを決定したのですが、どうやら登山中は雨も降らなそう。ただ風が強い予報なのが心配です。

 

1日目

22:00 竹芝発フェリーに乗船

2日目

10:00 神津島

登山 道中適当にお昼

15:00 キャンプ場チェックイン

設営 散歩

18:00 夕飯

星空観察(天気が良ければ)

3日目

6:00 起床

朝食

朝日ハイキング(天気が良ければ)

8:20 バスで神津湾へ

14:10 神津島発 フェリー乗船

 

今回は多幸湾キャンプ場に宿泊予定です。

こちらも強風の予報が心配ですが、キャンプ場に売店や炊事場などもしっかりと整備されているようで、多少安心。流石に尾瀬の時(雨の尾瀬に魅せられて - 探検日和)のようにはならないでしょう。

 

持ち物

さてさて、一番迷ったのが持ち物です。

フェリーに危険物が乗せられないため、ガス缶やバーナーを持てないこと、意外と無料手荷物の範囲が小さいことがネックでした。

そのため、もう本当に最低限の持ち物だけにすることに。

食料は水で作れるアルファ化米、カロリーメイト等に。

トレッキングポールは登山口に棒(?)があるようなので諦めます。

結果持ち物は以下のようになりました。

 

 

竹芝桟橋へ向かう

インターネット上の情報では、チケット発行に混雑するため出航の1時間前にはついていた方がいいとのことで1時間前に到着するように向かいました。

 

乗船

浜松町駅を出て竹芝桟橋に向かって歩いて行くと、徐々にフェリーに乗る同志と思しき格好の人が増えていきます。

 

出航の1時間ほど前に受付に着きましたが、すでに人がいっぱいで待合室の椅子は埋まっていました。

待合室周辺にはコンビニや居酒屋があり、出航ギリギリまで飲んでいる人も。

出航30分前から乗船が始まりました。

その日は満席のようで、特等から座席料が高い順に呼ばれていきます。

もちろん私は最後です笑笑

2等座席はこんな感じ

乗船後とりあえずすぐに席へ。

2等座席という一番安い席ですが、想像以上に快適です。

背もたれ、足元はリクライニング可能。

USB充電器もついており、カーテンを下ろすと個室間も出ます。音以外は気になりません。

テーブルを出すとこんな感じ。壁側は鏡もついているので、朝身支度を整えるのに良さげなテーブルです。

そのほか船内はこんな感じ

船内はゴミ箱やシャワー室からレストランまで揃っています。

特に自販機は数が多く、お酒を売っているものが多い気がしますが、スリッパやお風呂セットを販売しているものもありました。

荷物置き場も多く、結構大きい荷物はそこに置くことも可能なよう。

3辺120cmまでのはずでしたが、結構皆さん大きな荷物を持ち込んでいる気がします。有料なのかな?

ただ鍵はかけられないため、座席横のロッカーに入るサイズであればロッカーに入れたほうが安全そうです。

100円を入れて、出すときに返金されるタイプでした。

 

ちなみに船内ではフリーWi-Fiを使うことができます。

しかし、下の階にいったり、出航後30分もしたりすると圏外になります。

必要な連絡や動画のダウンロードなどは早めがいいかもです。

 

出港

出航5分前には放送で合図が入りました。

まさかのドラの音でちょっと面白かったです笑

ドラの音と共に甲板に出ると美しい夜景が。

甲板は人でごった返しており、おつまみとお酒を片手に夜景を眺めている方も多かったです。

大人の楽しみですね笑

 

この時間に、100円の毛布の貸し出しに船員さんが座席を回っていたようです。

私は借りませんでしたが、このタイミングを逃しても船内案内で借りることができます。

 

 

夜景もそこそこに席に戻り就寝します。

通路を挟んだ向こうの2席が友人同士だったようで話が盛り上がっており、早めに寝るためには耳栓は持ってきて正解だったなぁと思います。

ちなみに席からはテレビも見ることができますが、テレビの音はイヤホン等ではなく普通に垂れ流しです。

今回は横浜経由ということもあってかしばらく消灯しなかったため、早めに寝たかった私としてはアイマスクも持ってきて正解でした。(結局消灯まで眠れなかったのですが)

 

 

今日は若干波が高いようですが、今(就寝直前)のところ揺れは気になりません。

このまま大きく荒れることなく天気がもってくれるといいのですが......。

次回へ続きます

 

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【東京】犬と神様の山御岳山と日の出山に梅雨ハイキング

こんにちは。

探検日和管理人の静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

今回は2022年6月に行った御岳山&日の出山ハイキングの振り返りです。

6月にもなると気温が上がり、関東周辺の低山は気が乗らないイメージもありますが、御岳山はロックガーデンなど水辺を歩くコースもあり、はたまた宿のならぶ観光地のような場所もあり、非常に楽しめる山でした。

 

目次

 

8:07 御岳山駅到着

休日のみ運行しているホリデー快速に乗車して御岳山駅へ。

電車は意外と混んでいて座れませんでした。

 

御岳山駅に降り立つと都心とは気温が違い、すでに少しひんやりして心地よいです。

御岳山駅も意外と多く、ケーブルカー乗り場へ向かうバスを一本見送りました。しかし、休日は臨時便も出してくれているようで、そこまで待たずにバスに乗車することができました。

 

ケーブルカー乗車

バスに10分ほど乗車し、ケーブルカー乗り場に到着。

最初はケーブルカーに乗らず、頂上まで歩こうかとも思ったのですが、バス停→ケーブルカーまでの坂にビビって大人しくケーブルカーを使うことにしました。

 

ケーブルカー内は地元の小学生による音声放送が流れていてなんだかほっこり。

 

8:30 御岳山へ 意外と住宅街

ケーブルカーを降りると、周囲が想像より住宅街で少し驚きました。そして何より涼しい。

 

御岳山には、かつて神社に訪れる人たちを泊めるために作られた宿場があり、現在でもたくさんの宿が営業しています。

そのため、道中にも「料金は貯金箱へ」の文言とともに、工芸品や揚げパンが販売されていました。

 

神社へ参拝

まずは神社へ。

 

山道は階段が多く少し大変でしたが、山道脇に犬や河童の装飾のあるベンチがあり、楽しみながら歩けました。

 

御岳神社ヤマトタケルを助けた犬(?)を祀っているようで、犬フレンドリー。

犬のお守りや、犬用の水飲み場がありました。



せせらぎを聞きながらロックガーデンへ

御岳山は山頂からロックガーデンを散策するコースがあり、せっかくなので行ってみることに。

ロックガーデンコースに入ると宿で賑わう山頂とは異なり、静かな落ち着いた雰囲気に変わります。

 

天狗岩という有名な岩があり登れるように鎖が設置してありましたが、一人だと万が一の時に危険すぎると判断しスルー。

その後は滝や岩を渡る沢などが多く、ガーデンというより渓谷に近いイメージです。

私は苔が好きなので、たくさんの苔を見られて満足です。

 

日の出山へ向かう

ロックガーデンを一周し、分岐へ戻った後は一瞬展望台へ。ヘリポートという名の原っぱがありました。

集落の診療所が週2日しか開いていないということだったので、必須なのかもなんて思ったり。

 

その後は数々の飲食店やお土産屋さんの誘惑をくぐり抜けて、日の出山コースへ向かいます。

お昼なので誘惑マックスです……!

 

入口は店の隙間にある感じで少しわかりにくいですが、一度コースに入れば案内板も多い一本道で、迷う心配はあまりなさそうです。

 

階段が多く少し辛いですが、よく登る地元の方もいらっしゃるようで道中声をかけていただきました。

 

子供たちの声が聞こえるな〜と思っていたら、山頂に到着。

山頂は比較的広く、東家もありましたが、遠足っぽい集団もいて結構混んでいました。

 

景色がよく、景色を眺めながら用意してきたお弁当をいただきます。

 

下山 つるつる温泉へ

下山は想像より長い道でしたが、そのままつるつる温泉へ向かいます。

温泉の名前がかわいい……!つるつるになっちゃうのか、期待大です。

 

のんびりお風呂に入るとなんだかお腹が空いてしまい、15:30なのに蕎麦を食すことに。

食堂部分は大きな窓がある、木の温もりが感じられる建物で素敵でした。

あとなんか温泉のコンディショナーがすごいよかったです。

 

歩行距離

今回の歩行距離は14.4km、24514歩、登った高さ108階でした。

 

混んではいるものの、高尾山ほどの混み具合ではなく、ホリデー快速を使えば比較的アクセスしやすくとてもよかったです。

ロックガーデンでは渓谷を、山頂の宿場には里っぽさもあり、色々な景色を楽しめました。

何よりこの時期でも涼しいのがいいですね!

 

健脚な方は山頂まで歩くのもよし、時間がない方はケーブルカーを使ってもよし。

山頂から他の山への縦走コースも様々あるので、個々のペースに合わせて歩くことができます。

他の季節にも行ってみたいです。

 

 

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