探検日和

「日常を、ちょっと探検。」毎日をちょっと彩るような小さな探検の記録です。

【伊豆諸島・神津島】天上山ハイキングの旅②神津島上陸〜天上山登山編

神津島の旅二日目。

初めての長時間船旅でしたが、特に酔ったりせずに眠ることができました。

 

目次

 

 

5:00 起床 身支度を済ませて甲板へ

おはようございます!

5時ごろ大島に着くとのアナウンスで起床。

軽く身支度を済ませ、船内が空くのを待って甲板へ向かいます。

甲板にはすでに朝食のカップラーメンを持って集まるひとでいっぱい。

私もカロリーメイトを持ってきました。

 

早朝のひんやりとした空気と共に、海上の日の出を楽しみます。

果敢におこぼれを狙いに近づく鳥

 

しばらく日の出を楽しんだ後は、席へと戻って時間まで二度寝です笑笑

 

 

 

8:50 新島

次目を覚ましたのは新島到着のタイミング。

甲板に出ると外は完全に明るくなり、涼しい晴天です。神津島もこんな天気だと良いのだけど。

 

甲板なら電波が繋がるので天気予報もチェック。

今日は天気が持ちそうですが、コメントは「急な雨に注意」とのこと。せめてテント設営までは晴れていてほしい...

明日の朝方は相変わらず雨予報です。テント撤収と被りそうですが、1mm2mm程度のようなのでなんとか耐え切れるでしょう。

 

20分ほどで式根島、その後神津島とのことで、荷物のまとめに入ります。

ここまで順調に入港できており、甲板から見る限りそこまで波も立っていないようなので、無事神津島も入港できそうです。

 

 

10:10 神津島到着!

無事神津島へ到着。

神津島港に入港すると思っていたのですが、多幸湾に入稿になりました。

多幸湾キャンプ場に宿泊予定の私としては、チェックイン前にキャンプ場の様子も見ることができるため嬉しい誤算です。

 

下船すると宿のお迎えの車がたくさんきています。

私はこのまま天上山に登山予定なので、晴天に映える海の写真を撮りつつ登山口へと向かいます。

港から見える天上山

 

ちなみに下船後すぐに見える存在感の半端ないこの山が、今回お目当ての天上山です。多分。

 

登山口へ

歩いても歩いても登山口につかない……

つづら折りの坂道をひたすら登りますが、なかなか登山口まで辿り着きません。

常に眼下に美しい海が広がっているのがせめてもの救いです。

 

後から気づいたのですが、バスの時刻表にはないものの、大型船発着に合わせて臨時バスが出ているようです。それで登山口まで行けば楽だったかも。

 

登り終わったあと思い返しても、天上山は港〜登山口=登山口〜10号目くらいの感覚でした。

 

11:00  登山開始!

やっと登山口に到着し、登山開始です。

登山口には杖が設置されていたため、ありがたく拝借することに。岩と砂の階段が続く道のため、杖の存在が非常にありがたかったです。

 

トイレも登山口にしかないため、ここで済ませておく必要があります。

 

道中には現在何号目かを示す標識が定期的に立っています。

ただ、600m弱の標高の山のためめっちゃ刻みます笑

標識の横にはベンチがあることも多く、モチベーションになりました。

 

登山道は基本的に狭く、人とすれ違うのが困難なところもあります。

また、岩場が多いのと足元に草が生い茂っているため、長ズボンは必須です。

 

ハチなどの害虫は見当たりませんでしたが、かなへびや蝿、蛾はたくさんいました。

 

道も景色も本州ではあまり見られないような雰囲気で、また樹高の高い木が生えていないため景色もよく、登るのがとてもとても楽しかったです!

 

12:00 山頂(?)

8号目、9号目と来たあたりで薄々「このまま行くと10号目に頂上の標高にならなくない……?」と思っていたのですが、案の定なりませんでした。

 

山頂があるのは10号目のさらに先。

10号目は山頂や表砂漠・裏砂漠、池などへの分岐となっているところを指すようです。

 

ここにきてどうしようか迷ったものの、キャンプ場へのチェックイン時間とテントの設営を考えてピークを踏むのは断念することに。

ちょっと残念だけど、まぁここまで十分楽しめたし。

 

とはいえまだ少し時間もあるので、山頂の数百メートル手前にある表砂漠を目指します。

てか、9号目、10号目付近の風が強すぎて止まっていられません!

 

表砂漠

10号目から表砂漠までの道は、これまでとは少し雰囲気の違う、アドベンチャーな感じです。

 

こんな感じの道をひたすら歩くと、途中から足元に白い砂が混ざってくるようになります。と思っているうちに、目の前がひらけて見事な砂漠が!



砂丘」といえば鳥取が有名ですが、日本で「砂漠」が見られるのは大島や神津島など、ごくごく限られた地域だけだそう。

規模としてはそこまで大きくありませんが、山の上で唐突に現れる美しい白い砂に感動です。

 

山頂はここからさらに登るのですが、残念ながら今回はここまで。

来た道を引き返して下山します。

 

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