探検日和

「日常を、ちょっと探検。」毎日をちょっと彩るような小さな探検の記録です。

【神奈川】冬晴れ低山ハイキング|弘法山縦走とラムカツ定食

こんにちは。

探検日和管理人の静岡県産のおちゃ(@ocha_shizuoka)です。

 

今回は2022年12月4日に登った神奈川県弘法山の記事です。

弘法山は桜や紫陽花が美しいことで有名なようですが、私が訪れた冬の最中もハイカーで賑わっていました。

インターネットで弘法山の情報を発見。温泉もあり、ラム肉が有名なお店があるとのことでハイキングの決行を決意しました。なんとしてでも食べたいラム肉。

急登がないよく整備された登山道には所々にみかんの無人販売もあり、美味しいご飯や温泉も楽しめる、言うことなしの最高コースでした。

都心からのアクセスもしやすく、のんびりハイキングにはうってつけ!今年も行きたい!!!

 

目次

 

10:30  お財布に優しい小田急

今日は低山ハイクということもあり、のんびりスタートです。

弘法山のおすすめは、なんと言っても小田急線でアクセス可能ということ。今回は行きに秦野駅、帰りに鶴巻温泉駅を利用するコースですが、始点の新宿から乗車しても片道¥690でアクセス可能です。

その分時間は1時間強かかりますが、本を読んだり、どんどん変わる車窓の景色を眺めていれば案外すぐに到着します。ちょっとリッチな旅にしたい方は、ロマンスカーを利用しても良いかもしれません。

 

駅から弘法山公園へ

弘法山のおすすめポイントその2は、駅から徒歩で簡単に登山口までアクセスできること。

駅は23区内のような大きさではありませんが、売店などは普通にあるので、食料や飲み物が必要な場合はここで購入することができます。

美しい川沿いの道を歩く

秦野駅北口から登山口まで歩きます。

登山口までの道すがらですら美しい!のどかな風景が冬の空気にマッチします。

 

おそらく街中を通っていくこともできるのですが、せっかくならうららかな川沿いの清々しい道を歩きたくなってしまいます。

 

キラキラと輝く水面を覗き込んだり、道端の花を眺めたり、早速たくさん道草しながら登山口へ向かいますよ〜!

少し分かりにくい登山口

これまでの分かりやすい道と比べると少し分かりにくい登山口。登山口周辺は急に雰囲気が変わって少しびっくりします。

「ここギリ人の畑の中では……?」と心配になってしまいそうな道を通り抜けて、小さい登山口からハイキングスタートです。

 

基本的には坂のない道ですが、登山口直後は上り坂が続きます。

足元もいかにも山道といった、木の根がたくさんある少し歩きにくい道です。スニーカーでも歩けないことはないと思いますが、少し注意が必要。

 

ちなみに熊出没範囲らしく、注意書きの看板がありました。

基本的にはハイカーの多い山なので大丈夫だと思いますが、用心に越したことはありません。

 

東屋と浅間山 196m

浅間山付近には小さな東屋があり、水分補給やおやつタイムにピッタリ。

この近くに駐車場がいくつかあるようで、自家用車を駐車場に停めてのハイキングであればもっと手軽に坂を回避して楽しめそうです。

基本的にはコース全体を通して各山ごとにトイレや水道、ベンチがあり、安心して登れます。

 

ランチスポット!展望台のある権現山243.5m

ランドマークになりそうな展望台が目を引く権現山。

山頂は公園のようになっており、広いスペースにベンチがたくさん。お昼時ということもあり、クッカーで調理をする人や、もっと大掛かりな鍋で調理をする人などで賑わいます。

なぜか赤い実の写真しか撮っておらず笑

 

いい匂いが漂いますが、誘惑に屈するわけには行きません。

今日の目的はラム肉。

負けるなおちゃまる。ラム肉が待っている。

 

12:00   大人気!めんようの里・木里館

権現山を抜けるとすぐ、少しハイキングルートを下ったところに木里館が見えてきます。

どうやら偶然アド街ック天国で紹介された直後だったらしく、そんなこともあってか大混雑。11:30〜にもかかわらず、12時時点で1時間待ちです。

 

くそぅ。権現山の誘惑を断ち切ってここまで来たのに、まだ1時間も待つなんて。

しかし、今日のメインイベントである以上食べない手はありません。

近くにある野菜やフルーツ、花苗の無人販売を眺めたり、ちょっと周辺を散策したりしながら時間を潰します。安い苗に魅惑されつつも、帰りの電車を考えてぐっと我慢。

散策中のお友達。冬眠するのかな?

 

ちなみに待ちの方法は、名簿に記入後、時間になると携帯に電話をいただけるシステムです。土日は予約をしておくといいかも。

ラムカツ定食に舌鼓

電話が鳴って店内へ。

どうやらジンギスカンを注文する方が多いようで、テーブルの天板は蓋を外すとジンギスカン用の鉄板が出てくるお好み屋さん方式になっていました。

待ちに待ったラムカツ定食といよいよご対面です。

 

なんかねー、もうねー、めっちゃ美味しい!ハイキング後の体に染み渡ります。

ラムをあまり食べたことがなかったので、臭みがあったりするのかな?と思っていたのですが、そんなことは全くありませんでした。付け合わせのサラダもたっぷり。

とんかつよりもトロッとして舌の上でとろけやすいような肉質です。

本当に待ってよかった!!

 

弘法山 237.1m

ラムカツを堪能すると、7個くらいで¥200の無人販売の蜜柑を購入し出発です。

この辺りは街中でも無人販売が多い印象を受けました。

無人販売ってちょっとワクワクしちゃうよね!大好きです。

 

ラムカツ周辺から弘法山までは比較的緩やかな坂が続き、弘法山山頂はイチョウの木と釈迦堂があります。

権現山より弘法山として一体の山が紹介されていることが多いのでてっきりもっと山頂が広い丘と思っていましたが、権現山の方が広いですね。

イチョウが嗅覚から存在感を示してくるので、早々に退散です。

 

125m  吾妻山へ到着

弘法山以降は舗装されていない山道が続くものの、坂は緩やかで歩きやすかったです。

約4kmの道のりで、そろそろかな?と思うとまた下がったりを繰り返しました。

 

吾妻山の山頂は眺めも良く、そこまで広くないものの小さなベンチのようなものがあります。

ベンチに腰を下ろしてみかんで水分補給完了です。

 

14:00   疲れを癒す 弘法の里湯

吾妻山からはわきに畑のある山道を歩き、下山後は一般道を歩きます。

ちなみに一般道では「ふじ鶴巻寮」という私好みの廃屋を発見しました。

あまりにも目を引く廃屋な上、「寮」とついているので何か情報が出てくるかな?と思いネットで調べてみたのですが、これといった情報は見つからず。

詳細知っている方がいらっしゃいましたら、是非コメントお願いします。

 

弘法の里湯に到着。

 

外にある足湯は無料のようです。中に入るとすぐに売店もあります。

疲れた体を癒すため1時間ほど温泉を楽しんだのち、食事処でソフトクリームをいただきました。軽食類は結構充実していたので、お酒を飲んだり、夕飯をここで食べたりしても良いかもしれません。

 

鶴巻温泉駅から帰宅

温泉を堪能し外に出ると辺りは真っ暗。寒さが身に沁みましたが、そのまま鶴巻温泉駅へと向かいます。

弘法山は本格的な登山を楽しみたい方には物足りないかもしれませんが、坂も少ないため辛い思いをせず、純粋に景色や植物、歩くことを楽しめます。

都心から約1時間で行ける上温泉も楽しめる点では、人気の高尾山にも負けない魅力ある山と言えるのではないでしょうか?

 

書いてて登った時のことを思い出して、今無性に弘法山に行きたくなっています。

本当にお気に入りの山になりました。絶対今年もいく。

 

 

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